2013年6月27日木曜日

リデザインのおはなし

おはようございます。最近謎の筋肉がついて困っている伊藤です。
お久しぶりです。放ったらかしにしていて申し訳ございません八木先生。


ここ数週間ICのグループワークで頭がぐるぐるしています。
現段階ではサイトのリデザインをphotoshopに起こして、ラフと見比べて実際に細かい配置や見え方等を話し合っています。
水曜日の午後には各個人でベースのデザインから少し変えた点を見せ合って、最終型ではどれを取り入れるか(もしくはそのままか)等を考えていました。
(基盤を作ってくれた相田さんには頭が下がりっぱなしです)
おそらく木曜日に最終確認だけして金曜日に提出、という形になるでしょう。


今回の3週通してののリデザインの授業、何より実感したのはリサーチの重要性です。
最初、対象のドトールのHPを見たときに「簡素でつまらない、女性とかがターゲットっぽいよね、それならばもっとわかりやすく色々つけた方が…」なんて話していましたが、実際に調べて「主にメイン対象は働く男性向け」と知り、一気に見方が変わったのを覚えています。
全ての配置やアイコンの作りから全て計算されている、対象者めがけてまっすぐのびるように構成されたHPだなと感じるようになりました。
見ている物は同じなのに、考えが180度変わっている。自分で書き起こしていてびっくりする程見方が変わってしまいました。少し恐ろしいです。
後になって、これも見る目が出来てないからこういうギャップが生じているのかなあ、なんて思いました。


そして、殆どの方が当初から感じているでしょうが、やっぱりグループで作業をすると大変だなと実感します。
自分には無いアイデアを聞けた時には「なるほどその発想は無かった」と、新たな発見があって楽しいのですが、やはりその分時間がかかってしまって終着点に着きにくいです。

そして効率のいい進行が中々出来ずに他の方には迷惑をかけてばかりいます。顔向けが出来ない…
ですが、そんな私を見捨てず皆しっかりとフォローしてくれています。優秀な方ばかりで本当によかったです…ありがたやありがたや。




ちなみに、話の途中で出たドトール本家のwebデザインはデザイン性に優れていると評判のようです。
(一般の方のブログですが、スタバや他ブランドと比較して考察しているページ等も見かけました)
気になる方は是非一度ドトールのページをご覧ください→http://www.doutor.co.jp/dcs/
もしよければ初めて見た時の感想を教えて頂けると嬉しいです。
質素だなあと思ったか、これは凄いデザインだ!!と感じたか。
見る目の力があったら全く違ってみえるのか気になる所。


最近体調を崩している方が多くて心配です。季節の変わり目は大変ですね。
そして朝ご飯を食べていない方が多くて驚きです。
みなさん朝ご飯食べましょう!おなかが弱い方はヨーグルト!
口にするだけでも違いますから…
私はこれから朝ごはんをもりもり食べてきます。それではこのへんにて。




2013年6月3日月曜日

文字:りっしんべんのおはなし。

こんばんは、伊藤です。早い物でもう6月です。
季節の変わり目は大変です。昨日は暑かったのに今日はもう寒い!
皆さんお体に気をつけて下さい…


りっしんべんのおはなしを書くと言ってから一週間が経ってしまいました。
あみさんごめんなさい。だいぶお待たせしました。





りっしんべん


とりあえずリュウミン体で出してみました。




まずはなりたちについて。


りっしんべんとは、漢字をあてると「立心扁」。感情を意味する部首です。


ちなみに元になった漢字の「心」は
心臓を象った象形文字から来ています(右図→)

隷書が普及するにつれて、扁の位置に置かれた「心」は
・|」・←こんな感じへと変形。

草書の普及で大きく崩れ、
楷書で「小」を伸ばしたように変形し、
現在のりっしんべんの形に収まったようです。







もとをたどると心臓の形から来ていたんですね。



フォント別に形を比較してみました。
あみさんが打っている6本アニメ、私もアイデアをお借りしました。ごめんね!





新正楷書
なんだか習字の教科書に出てきそうですね。和風のモチーフが似合いそう。
力強さも感じます。男性的。「粋」という言葉が似合う。

フォーク
独特の形ですね。勝手な想像ですが鉄道っぽい。
カジュアルすぎず、フォーマルすぎずといったイメージ。
電車内の英会話の広告を連想しました。

丸フォーク
何となくカジュアルな印象があります。
働くOLさんの自分磨き講座みたいなイメージ。女性誌に使われていそう。


ヒラギノ丸ゴ
小柄でまるっこくて女性的。もっというと母性的な印象。親しみやすい。
やわらかいおもちゃみたい。幼稚園・保育園。幼児やお母さん向けの広告に良さそう。


ヒラギノ角ゴ
カチカチで細身。フォーマルな印象。スーツを着ているビジネスマンが浮かびます。
名刺交換をし合うジャパニーズサラリーマンを連想しました。へこへこ。


ヒラギノ明朝
初見ではなんとなくしっかりしているので教科書にありそうだなあなんて思いましたが、
よく見るとリュウミンと比べて癖があります。
病院の病気に関する注意のポスターを思い出しました。




ざっと比較して、こんな印象を受けました。
佐々木さんが「犬を散歩している人」と例えた気持ちが全くわかりません。いぬ…どこ?
私の想像力不足でしょうか。いぬ…?











そして先週話していたりっしんべんの形!
私はこんな物を連想しました。








最初にかわいいなあ、なんて思った
きっかけが、こちら。
胸を抱きしめている女性に見えたのです。
じんわり。
















あとは佐々木さんと被ってしまいますが、
人の顔。
たれ目の穏やかそうな人ですね。







そういえば、
某郵便に落書きするマークと似ています。








こんな絵、よく書きましたよね。
女性は心当たりがあるのでは。
















その他にはお花。




  

                      
                  飛んでいる鳥さん      
   






ねずみさん。








                     川を挟んだ村










 風力発電機
(後から考えたら扇風機でも良かった…)




                         



          
                         燭台









連想したのはこんな所です。
後で佐々木さんのを見返すと全然違いました。
ドレスなんてこれっぽっちも思い浮かびません。

同じ文字や形を見ているのに、こんなに全く違う物が出来上がる。
なかなか面白いなあと思いました。




また機会があったらやってみたいです。
今度はちゃんと早めにあげたい…








ちなみに以前佐々木さんがはしゃいでいたさんずいですが、私にはこう見えます。





 飛ぶ鳥   
 
     と

        ちりとり


りっしんべんよりもこちらの方が鳥っぽい…






今まで文字として 認識してきた部首ですが、こう、ひとつのカタチとしてみてみると面白い発見が沢山ありますね。
象形文字発案の流れを逆にたどっているかのよう。





と、ここまでがかきためていた文章です。
やっと投稿できました…たいしたものはあまりありませんが。
次回からはスムーズにPhotoshopの画像も投稿できそうです。
アドバイス頂いた方々に感謝…ありがとうございます。


今回記事を書いていてとても面白かったので、また機会があればやってみたいです。
完全に自己満足ですが、特にフォント別に想像を膨らませるのが楽しかったですね。
広告デザイナーももしかしてこういう風にフォントをイメージして使い分けているのかなあ、なんて思ったりもしました。



それではいつも以上にまとまりが無いですがこれで。
季節の変わり目で風邪気味な伊藤理沙でした。眠い!











2013年5月29日水曜日

余談:にがてなものに対する考え方のおはなし。

今晩は!今日もご飯もりもり、伊藤です。
もうすぐ6月ですね!早い!まだ技術的にあまり進歩していなくて焦っています。


次回書くと言っていた立心偏編ですが、今の所まだよくわかっていないので、解決したら書く事にします…
あるいは最初からやり直すか…

なので今回は苦手な物に対する個人的な考えをちらっと。
デザインとは関係ないような気もしますが、ものづくりを携わる事を勉強し始めて何となく実感している事なので、ちょっと自分への戒めやおさらいも兼ねて。
飛ばして頂いて大丈夫です。







もうすぐ6月という事で、梅雨で思い出した事があります。
昔は毎年憂鬱で仕方なかった梅雨の時期。
「でも嫌いなまま過ごすのももったいないから、せっかくなら雨の日ならではのものを感じ取っていこう」という姿勢に変えたところ、突然梅雨の時期が楽しみになりました。


しっとりとしたぬるい気温。空気中の水分量、そしてその空気層による肌触り。
雨をはじく生命力漲る葉、蜜を蓄えたかのようなツツジや紫陽花、水を飲み込むコンクリートの表面。降っている時は直線的なのに、留まると表面張力で丸く輝く水滴。

音も、ひとつひとつ違うんです。空から大量に降っていても、そのまま地面に落ちたり途中でぶつかったり、違う音が同時に鳴っている。

日常の構成材料にたった一つ、雨というものをプラスするだけで全て違う世界に変わる。
とても面白いな、と感じたのです。

そんな梅雨。過ぎてしまったら一年後まで6月には会えません。
もっというと2013年の6月には一生会えません。
そう考えるとちょっと大切にしたくなるような気がしませんか? え?ならない?




まあ一般的には嫌われやすい6月ですが、ちょっと視点を変えるとすごく魅力的な物になるかもしれませんよということです。
他の事でもそうですね。嫌いな物を嫌いなままでなく、違う方向から見て好きになれるか試してみる。
とても大事な事だと思うのです。

作る人になるからには、世界を沢山知っておかなければならない。そのために嫌いなもの苦手な物はあまり作ってはいけない。人間だから多少はあってもしょうがないとは思うけれど、あっても、それを一生避けてばかりというのは良い事ではない。
偉そうですが、こんなことを思いながら毎日とろとろ生活しています。




対人でも、自分はこの人の○○な部分しか知らなくて、そこが苦手だから苦手な人。そして苦手だから関わろうとしない。そして知ろうとしないからいつまでも苦手な人のまま。
この人は○○な人という風に決めつけて終了。
もしかしたら他の人の前ではそれ以上に魅力的な所をみせているかもしれない。
ただの○○な人ではないかもしれない。

人間関係ではよくありがちかもしれません。
基本的に悪い人って殆どいないからこそ起こる事ですよね。合う合わないは別として。

とりあえず自分はできるだけこの考えを持って人と接するようにしています。
例えば「この人すごく威圧的!なんだか萎縮してしまうなあ」なんて思っても、それだけを基準にしないように、他の面ではどうか、この人の他の構成要素はなにがあるのか。もしくはそう感じた要素の原因は?何がそうさせているのか?

普段はこんな事まで考えていませんが、ふとしたときに考えていると、苦手になりそうな人でもちょっと興味がわいてきます。





デザインを勉強していて、沢山の引き出しを作る事。世界を知る事。知識を貯える事。
これがいかに重要な物かを改めて実感しています。
発想が貧困だなあ、とよく思います…特に語彙。的確な表現が出来なくて悩む事がいっぱい。

そんな引き出しの中にちょこっと足していくのでも、今の所この考えは役に立っています。
どんなに避けているものでも、自分がまだ理解していない魅力は必ずあるはず。
その魅力かもしれない部分だけでいいから探してみる。別に好きにならなくていい。
モチーフやイメージ、知識の一つとして、蓄えておくだけ。
わりと便利です。無理して好きにならなくて良いというのは楽です。
もし好きになれたらもうけもんです。





目標は対象物をいろいろな角度で眺め回せる大人です。
どちらかというともともと視野が狭い一点集中タイプなので苦労していますが、なるべく広げていきたいな。





ちなみに触れず嫌いをなくすために、割と昔から大嫌いな虫の素敵な所を考えてはいるのですが、この年になっても一向に思い浮かびません。
かわいい形ではどうか?謙虚な生き物と考えたらどうか?
あるいはもふもふしていてハムスターみたいな形ならば好きになれるのか?
今の所苦手なままです。もはや最後は方向性を見失っている。




話がかなりそれましたが、みなさんももしよかったら苦手な物を色々アレンジしてみて下さい。
もしかしたら私の梅雨の場合のように好きになれるかもしれません。




それではまとまりが無いですがこれで。
ごはん大好き、伊藤理沙でした。

2013年5月28日火曜日

文字:りっしんべんのおはなしになりそこねたおはなし。

こんばんは!一週間が早いです、伊藤です。
つい一時間前に月曜が終わって5時間前に金曜日が終わったような感覚です。
もう6月なんて認めたくない。


今日はちょっとデザインとは違うのですが、文字の形のおおはなしです。
実はこの前、お友達のあみみんが
「さんずいかわいい!さんずいかわいい!ウフフフフ」
とさんずいについて色々ハッスル考察していました。


読んでいて成程、と思い私も部首に注目してみた所、「りっしんべん」が気になりだしました。
というか、小学生の頃からりっしんべんが好きだったので自然と考えていました。



そして今日の昼頃に「私はりっしんべん気になる」とあみさんに伝えた所、二人でブログで色々考えてみようか、という事になりました。
別々にイメージを連想して、どれだけ違うものができるのか検証してみよう!という企画(?)ですね。


せっかくなのでphotoshopで「りっしんんべん」を打ち出したり絵を描いてみました。














が、










なぜかアップロードできませんでした…
拡張子の問題かしらと思い、jpgにしたりあれこれいじってみたのですが、エラーでなにも投影されません。ショッキング極まりない…


なので明日どなたかに聞いてみようと思います。
この中にブロガーにお詳しい方はいらっしゃいますかー!









これだけじゃさみしいので、なにか画像を乗っけておきましょう。






現在ICの課題で取り組んでいるphotoshopで作ろう自己紹介編です。
まだ途中ですが、私はこんな感じで作ろうかと思っています。

これちゃんと写真も全部自分で撮っているんですよー!!素材じゃないんですよ!
色調やコントラストで補正をかけたり、シャープにしたりぼかしたりなんやらしてます。

まだまだよくわかっていないので時間もかかるし操作もぎこちないですが、頑張ってマスターしたいです。




そして文中に出てきたあみみんさんですが、彼女の日記はとても面白いので、私の紹介ページからさささにっきというのみつけて読んでみて下さい。その後しかばねについても考察しています。面白いです。



そんなわけで解決したらりっしんべんについて書こうと思います。
ちょっとうなだれている伊藤理沙でした。







2013年5月26日日曜日

ユニバーサルデザインのおはなし。

今日は日曜日ですね。
実は風邪を引いてしまい自宅に籠っていたため、外にでて何か発見!というのが出来ませんでした。
なので今日は日常の発見とは離れて、暖めていた脳内のネタ帳から引き出して書きます。

ずっと書きたかったユニバーサルデザインについて!


ユニバーサルデザイン。最近よく出てくる言葉ですね。
全く聞いた事がないという方はあまりいないと思います。
ではこの言葉の正確な意味はご存知でしょうか?
なんとなく、バリアフリーに近いもの。障害をもった方でも安心して使えるよう設計されたもの、なんて印象もあるかもしれません。
でもユニバーサルデザインとバリアフリーは考えが少し違います。


まず、ユニバーサルデザインの定義として、

「できるだけ多くの人が利用可能であるように製品、建物、空間をデザインすること」


ここには、障害という言葉はでてきません。小さい子供、赤ちゃんを連れたお母さん、歩くのが困難なお年寄り、字の読めない子供、言葉がわからない外国の方…様々な人に使いやすくデザインされたもの、それがユニバーサルデザインです。

バリアフリーは、どちらかというと「特定の人に向けて障壁を取り除く」という補助的な意味合いが強いですが、ユニバーサルデザインというのは特定の人を作らず、使用者全てに対して「誰でもが扱いやすいもの」というような公平性を持っています。


ちなみにこのユニバーサルデザインを世界に積極的に呼びかけたのが、アメリカの優れた設計者、ロン・メイス博士です。
彼はここで7つの提案をしました。後にユニバーサルデザインの7原則と呼ばれる物で
す。


    ⑴.誰にでも公平に利用できる
 ⑵.使う上で自由度が高い
 ⑶.使い方が簡単ですぐわかる
 ⑷.必要な情報がすぐに理解できる
 ⑸.うっかりミスや危険につながらないデザインである
 ⑹.無理な姿勢をとることなく少ない力で楽に使用できる
 ⑺.アクセスしやすいスペースと大きさを確保する


以上が七つの要素です。
今回これを取り上げたのは、最近授業でよく習う「他者がこれを見てどう思うか」「相手の事を考えたデザイン」に通ずる、というかまさにそれだ!と思ったからです。

私たちはこれから物作りをしていきます。それがパッケージだろうがウェブだろうが広告だろうが立体物だろうが、アーティストではない以上、他者の事を考えて発信していきます。

もちろんターゲットにあわせたデザインが第一、というのはわかっていますが、それを意識しすぎて意図せずに誰かにとって不都合な物になっている、ということもありえるかもしれません。

それが、例えば「子供には扱えないように」というような目的があるなら良いのですが、
特に理由もなくメインターゲット以外の使う可能性のある人たちに不都合さをもたらすデザインはあまり良いデザインとは言えないのではないでしょうか。




とまあ、偉そうに簡単に述べましたが、実際にこれをクリアしたものを作成するのは非常に困難だと思います。
私も今考えていて、途方に暮れそうです。そもそもよくわからない。
「相手の事を考えたデザイン」というけれど、そんなことはわかっているし、考えている。考えていない物はきっとないはず。
それが外に出たときに、「相手の事を考えている」と評価されるか否かは、「相手が実際に見て手に取って純粋な喜びを感じるか・満足しているか」という結果によるのだと思います。

デザイナーはクライアントがいて、なおかつそのデザインを利用する人や消費者にも関わっている訳ですから、一つの物をデザインするのに慎重にならないといけないのかもしれません。



デザイン、入る前は近くにあるように見えるけど、実際は思っているよりも遥かに難しくて遠い。
そんな事を最近痛感しています。デザインの世界は果てしない…


ユニバーサルデザイン、調べたら色々と面白かったので、また書こうかなと思います。
次回は牛乳に隠された秘密編!

それではこのへんで!
最近デジタルの後のアナログ作業でついつい「一つ戻る」を考えてしまう伊藤理沙でした!ばーい!






2013年5月25日土曜日

メニューデザイン:夢庵のデザインのおはなし。


こんにちは!a-05の伊藤です!
今日は土曜日だったので、家具の物販展を見て、その帰りに家族で夢庵にて夕食を摂ってきました。天麩羅カリカリ…!
ちなみに私の家の近くにはガストとバーミヤンの夢庵が軒並み隣接しています。すかいらーくに支配されている…
個人的には夢庵はすかいらーく系列の中でも一番の美味しさだと思います。
夢庵行かない人、今度一緒にいきましょう。ファミレスの世界が変わりますよ!


さてそんなわけで、今回は夢庵のデザインについて書いていこうと思います!
ちょっぴり内容は浅いかもしれませんが頑張ります!


今日夢庵に行って、何かネタになる事無いかなあなんて探していたら、ありました。





メニュー表。




これこそ、人に見られるデザイン!先生がよく仰っている事ですね。
身近すぎて普段気にも留めませんでしたが、これも立派なデザイン!
そして最近タイポグラフィという文字の授業を習っている私としては、
この表紙にもちらほら気になる所がありました。






ちょっと見やすいようにPhotoshopで加工。
文字に注目してみたところ、

・おそらく漢字と日本語の間を詰めている(スペーシング)
・行間をせまくしている
・句読点の位置をつめている


ここら辺は当然やっているだろうな、というところ。
そして、その他気づいた事。


・ピンクのラインより青ラインのひらがなの方が大きい
・おそらく日本・旅・夢庵という文字を(味わう)より大きめにしている
・日本は少し太め?

こんなことを感じました。
その他にもまだまだ隠れているかもしれませんが…



この10文字弱の文章に、これだけ工夫がされています。
デザインを気にしない人はここまで注目しないだろうし、気にも留めないでしょう。
でもこうすることによって、なんとなく表紙をみたお客さんにはとても雰囲気がわかりやすいというか、
伝えたい事が感覚的に直接頭に通るような気がします。

おそらく頭で「こういう構成だ、頑張っているんだな」なんて思う人はあまりいないと思うので、
「お客さんにこの雰囲気を感覚的にでも感じ取ってくれるように・伝わりやすく、見たとき気持ちがよいように」という事を意識しているのでしょう。
作成した人や依頼者のお客さんへの思い・細部までこだわる熱意を感じます。


タイポグラフィの授業を受けると思うのですが、身近な物でパソコンで打ちっぱなしの文章って本当に少ない。
どんなに短い文章でも、労力をかけて相手のために作られています。
昨日のお話の、「相手を思いやるデザイン・さりげないデザイン」とはこういうことなのかしら?





そういえば、最近Photoshopを勉強し始めてから画像の見え方も変わってきました。
例えばこれとか。





これ、ピンクの美味しそうな所は凄くくっきり写っているんです。
反対に、後ろのソフトクリームや青いかこみの黒糖ゼリーの所は目に行かせないようちょっとぼかしています。
ピンクに注目させて、目があちこち行かないように。見たときに疲れてしまうから、一点に見る所を絞ってすんなり美味しそうに見えるようにしています。
(これも配慮ですね!工夫がいっぱい!)

そしてこれがもしPhotoshopで画像処理をしていたなら、きっとうしろはぼかしツールをつかっているのかもとか、くっきり見える所はこのツールかな?とか、
ここはちょっと彩度を上げているんだろうなとか。



まだまだ浅くしかわからないのですが、今までは気にしなかった物がだんだん見えてきました。
それと同時に、こんなに労力をかけられていたんだ、という物が沢山出てきています。
それがわかるたびに、アンテナが成長した嬉しさと、世界の知らなさを感じ、そして驚きます。
デザインは奥が深いなあ。



今回はこんな感じでした。
なんだか最近ブログを書くために毎日ネタはなかろうかときょろきょろしています。
でも日常のなかのデザインを考えるって難しくて、何か思い付いてもこれについて何を書けば良いかわからないとか、形状が目に止まったけれど特に意味がある物ではないとか、なんだかしっくり来なかったりして取り上げるのを止めてしまうことが結構あります。

今まではわざわざ題材を考えて、よいデザインについて調べて書いていましたが、身近な慣れてしまったものこそ焦点を当てて分析をするべきなのだろう、と思いました。
表彰されているから良いデザイン、叩かれているから悪いデザインとかそういう先入観が入りませんからね。
なので今後は日常の物にも目を向けて記事をかこうと思います。難しいけれども!


そんなわけでさっそく今回は夢庵のメニュー表を取り上げてみた訳なのでした。
日常のデザインとはこういう物で良いのかしら…何かもっと違う物があるかもしれない。


普段気に留めないだけで、私たちの生活には沢山デザインが溢れているのでしょうね。
慣れてしまって気づけ無いほどデザインに囲まれている、デザインを勉強する人にとってはこんな贅沢な環境は無いかもしれません。
私はまだまだアンテナが弱くてせっかくの環境を無駄にしているので、早く活かせるようになりたいです。もったいないよー!



あ、もしよかったらデザインを学んでいない人でもこれなんでこんな形なんだろうなあ、とか、ちょっとずつ考えてみてください。
きっと毎日がだんだん違って見えてきて面白いと思います。
私が今若干ですが、感じ始めています。毎日面白いですほんと。なんか妙に人生楽しい。



今回もちょっと書きすぎました。二時間経ってる!わー!
80%ができていないぞ!けしからん!

それではまた明日も頑張ります。夢庵最高です!伊藤理沙でした!

2013年5月24日金曜日

授業:プロフェッショナルのおはなし

こんばんは!夜のお散歩が気持ち良い季節になりましたね!
今回もまた授業のお話を。素敵な素敵な毎日かっこいい八木先生のICです。

今回のICではある動画を見ました。
プロフェッショナルという番組の、佐藤卓さんと宮崎駿さんの特集が組まれた回です。
そこでは実際の制作の現場の様子を撮りつつも各方の仕事に対する姿勢や考え方に迫るというスタイルで、
まだまだ現場の事など想像もつかないひよっこの私にとっては非常にためになる映像でした。




先ずは佐藤卓さん。

「明治おいしい牛乳」や「ロッテキシリトールガム」等、有名な商品デザインを多数手がけるデザイン業界では非常に有名なお方です。
グラフィックデザイン以外にも、「デザインあ」という教育番組でアートディレクションを手がける等、幅広く活動なさっています。

佐藤さんの回ではブランド米の袋のデザイン制作・打ち合わせの現場がよく放映されていて、デザイナーさんが何枚もサムネイルを書いて持っていく所から始まり、佐藤さんに指摘を貰いながら良いアイデアを煮詰めて形にしてクライアントさんにプレゼンをするという、実際の仕事の様子の大まかな流れを見る事が出来ました。

その中で佐藤さんは部下のデザイナーさんに、
「デザインし過ぎだ」とアドバイスをしていました。
クライアントさんが伝えたがっていた安全性・重厚感というイメージを受け取った後、部下のデザイナーさんが自分のイメージでその事を意味するロゴを自分で作りラフを描いていたため、「デザインが全面に出過ぎている。自分の解釈で作られたものだから、他者には伝わりにくい。デザインはあくまで補助である」との指摘をしていました。

私はここがとても印象に残っています。
理由は、凄く自分に置き換えて想像しやすかったから。
OOのためのデザイン画を作ってきなさい、という課題が出たら、私も自分のイメージばかり先行したものを作成していたでしょう。
そこに相手の気持ちや感じ方はありません。
自分の印象やアイデアが前に出過ぎたものばかりを作っていたら、それはデザイナーではなく、クライアントの要望をモチーフにしたアーティストになってしまうのだな、と思いました。

私はどうも自己をよく投影してしまいがちで、外からどう見えるか、というように物事を客観的な立場で見る事が苦手なので、今後の制作物ではこれを心がけて取りかかります。
本格的な外部を対象としたイメージ課題が出る前に、しっかりとトレーニングせねば。


エンディングで、佐藤さんはこう仰っていました。
「頑張りや、一生懸命は表に出さない。それは当たり前の事だから。
 さりげなく、良い仕事をする人が良いデザイナー。」
自身を律し、相手のためにストイックに仕事をして、良い物を求め生み出していく。
二年後後悔しないためにも、この言葉を忘れずにこれからも学んでいこうと思います。




それではお次に宮崎駿さん。
おそらく知らない方はいないでしょう、ジブリアニメの創始者です。
その他のテレビでもよく特集が組まれていますね。

短時間でしたが、今回の映像では実際に絵コンテの制作に取りかかっている現場が映し出されていました。
そこでは、頭を抱え、アナログで何度も何度も書き直している宮崎さんの姿が。
意外だ、というのが正直な感想でした。
あの素晴らしいアニメーションを手がけているのだから相応の苦労はあるだろうとは思っていましたが、その反面、心のどこかで「宮崎さんならかけてしまうのだろう」という思いがあったのです。
提供される側に慣れてしまったせいもあるのでしょう。

八木先生も仰っていた、
「他人の出来ている物を見ると、自分もさらさらとかけてしまうように感じる」
最近自分はこれにはまっているなと思います。
様々なデザイン画を見て、毎日とても完成されたイラストを大量に見て、「自分も努力して頑張っていけばいつかできるかも」と、相手の苦労を考えずにお気楽な考えばかり。
生み出さなければならない立場でありながら、ものづくりの苦労を忘れ、その裏で大先輩たちがどのような苦労をして戦ってきたのかを考えていませんでした、

差し迫る納期に押しつぶされそうになりながらも必死でもがく巨匠の姿を見て、私は大事な事を忘れていたんだなと反省しきりです。




今回のDVD、非常にためになりました。
現在基礎の段階で、これから本格的に始まっていくというときに、このような心構えで臨めるのはとても大きいです。
八木先生、いつも私たちの事を考えて下さってありがとうございます…。

そして先生の授業中仰っていた、100%ではなく80%のおはなし。
最近痛感しています。
課題の力を入れるバランスがとれてなくて、全て全力をつぎ込もうとして、結局完成しても気持ち的にやり切れてなかったりちょこちょこと影響がでてしまっていたり…まさにこれ。
だいじなところを押さえて、バランスよく課題をこなせるように頑張ります。
納得のいく物を作れるようになりたい。


「一年生のときに出来なかった事、思った事は一生続く」
この言葉、とても気が引き締まります。
後悔しないためにも頑張ろう。まずはadobeとドローイングだ!
基礎を極めねば応用は無い!



今回はここらへんにて!
まとまりの無い文章でしたが、読んで頂いてありがとうございました!それでは!




2013年5月23日木曜日

パッケージデザイン:深澤直人さんのフルーツジュースパッケージのおはなし。

おはようございます。爽やかな朝ですね!初夏を肌で感じています伊藤です。

今日(昨日)は水曜日でした!なんとなく今の所一番楽しい日です。
何かの調査によると人間は水曜が一番辛さを感じるのだそうで。
そんな中で楽しいと思えるのはとても恵まれたことですね。幸せをかみしめて頑張ろう。


ところで本題に入りますが、改めてブログをざーっと見返してみて、デザインブログなのにろくな事かいてないじゃないのよという事で、今回はちゃんと、とあるデザインの紹介をします。
ジョセフ以来だから2回目!!…まだ2回目か。
今回はパッケージデザインです!私の好きなパッケージデザインです!
ちょっとはグラフィック科らしくなってきましたね!それではいきましょう。




まずみなさん、
パッケージデザインと聞いてどんな物を思い浮かべますか?
そもそもパッケージデザインとは何でしょう。どんな役割を果たすのでしょうか。



まあ考えつくところとして、
 ・商品がどんな物なのかを説明する。
 ・商品の雰囲気や魅力を伝え、購買意欲を抱かせる。
見た目というところで思いつくのはこのようなところでしょうか。
あるいは、
 ・[パッケージのデザイン=梱包物のデザイン] なので、
 例えばペットボトルの様にデザインによって利便性等の付加価値をつける、とか。


固い事を述べましたが、だいたい皆さんがパッケージデザインと言われて想像する物は、
 ⑴商品名が入っている
 ⑵どんな物か説明文が入っている
 ⑶箱や容器
 ⑷わりと目立つ、あるいはその商品の雰囲気に合っている。
だいたいは当てはまっていると思います。


これらはわりと重要な要素ですね。梱包物なので⑶はまあ当然としても、⑷は客を引き止めて手にとらせるのが目的なので外せません。
⑴⑵は商品の多くが梱包物で中身が見えない(ボトルを除く)ので、このパッケージで消費者に中身がどんなものかプレゼンをしなければなりませんから、力が入るでしょう。

ロゴが色々工夫されていますよね。色々文章書いてありますよね。
目的の物を見つけたけど、箱には何も書いていない。
そんな得体の知れない箱を買う人はいないと思うので、皆さん必死に文で説明します。
⑴⑵があってこそ、魅力が伝わって購入に至る、ということですね。



ですが、もしそれが、いっさい説明がなくても魅力を伝えられるとしたら。





あります。







 プロダクトデザイナー、深澤直人さんのフルースジュースパッケージです。
割と有名なお方なのですが、誰やねんという方もいらっしゃると思います。





iidaのデザインケータイINFOBARのデザイナーと言えばわかりやすいでしょうか。
 


とにかく、この深澤直人さんがデザインしたフルーツジュースパッケージ。
一切なにも語っていません。印字されているのは賞味期限のみ。





奥ゆかしいほど何も語りません。なんとも謙虚なパッケージですね。
にもかかわらず、圧倒的な存在感を放ちます。


何も消費者にプレゼンしていません。
人で例えるならば、自己紹介のときに好きな物やら趣味やらを言わず、「こういうものです!私自身を見て!」とジャケットを脱ぎ捨てて終わるようなものでしょうか。


これの凄い所は、何も語らないのに既存の商品より生々しさを感じさせ、消費者自身の想像力を掻き立てて購買意欲をあおる、というシステムが成立している所です。



一般的なパッケージならば文を使ってOO産の果物を使っているからどれだけおいしいだとか訴えて、消費者を誘導させますよね?
これは何もしていません。にもかかわらずプレゼンをした商品より美味しそう、生々しさを感じる。通常品の何倍も魅力を伝えています。
文だと美味しさの想像に上限がかかりますが、こちらは逆にどんな想像を、
どこまでも出来るわけです。



ちなみに手に取ったときにより一層生々しさを感じられるよう、
 キウイには独特の毛羽立ちを
 イチゴにはつぶつぶが強調され、みずみずしさを
 バナナは特殊な素材と加工で本物の質感を再現しています。
生の果物を手にとったかのように、素材に工夫が凝らされています。
生絞りの美味しさを手触りで間接的に脳に訴えかけている訳ですね。



そしてなにより壮絶なインパクト。ほんとうになにもしないからこその。
個人的には通常パッケージの圧倒的な敗北だと思います。



正直味は飲んだ事が無いのでわかりませんし、ちゃんと文で説明があった方が良いという声もあるかもしれませんので公式的な良い悪いは言えないですが、
この「消費者の想像力を利用して、能動的に買わせる」という仕組みを作り出したこと。
これこそが最も賞賛されるべきポイントではないでしょうか。



深澤直人さん、このほかにも素晴らしいデザインの商品を多数手がけています。
興味を持たれた方は是非!是非検索をかけてみてください。





今回はこんなところです!
毎日更新のはずが週2更新になっている!クリアできている人を見習います…
もういっそまとめて下書きして毎日ちょっとずつ更新…なんてことも考えましたが、きっとそれじゃ意味ないんだろうな。
毎日毎日デザインの事を考えて、毎日それについて考察して文章を練るって事が大事。
おそらくそういうことでしょう。
でも毎日考えていると少しずつ変わって見えますよね。
今まで気づかなかったものに気がつくと「効果でてきたかな」と感じます。
わざわざ展覧会にいって感じるんじゃ無くて、慣れてしまった身近な物の中で気づくこと。
もっともっと、日常の中にアンテナを巡らせていけるようになりたい。


それでは以上で終わり!レッドブル愛飲中の伊藤理沙でした!

2013年5月20日月曜日

余談:デザインフェスタ楽しかったです!というおはなし

皆さん今晩は、伊藤です。日曜日の事を書こうと思っていたらもう月曜日でした。
いつもこんな調子…
あと前々回の記事で八木先生の事を書きました。
が、まさか見て下さるとは思わず好き勝手に書いていたので、コメントを頂いた今非常に恥ずかしいやら申し訳ないやらで憤死しそうです。壁に埋まりたい。もう頭があがらない…あわわわ
イザ!は八木先生ご本人で間違いないそうです。良かったよ本当に…。

そんなこんなで日曜日。19日。祭へ出向いてきました。




 デザインフェスターーーーーー!!!!!!!


初参戦です!初めてです!どんな所なんだろう、創作の聖地!
実は私いつかここで出展してアクセサリーやランプを作って売るのが夢です。
今回はその下調べも兼ねて。
どんな風に皆さんやってるのかなって気になり予定をこじ開け行って参りました。。
電車の中で既に鼻血が出そうになりました。興奮して。ドキドキしてました。泣きそうでした。
友人と行ってよかったです。ありがとうともみん。楽しい一日だったよ…


というわけで、どんな様子だったのか紹介して行きたいのですが、全体図等は撮れませんでした。
代わりにすてきなお店たちを写真に収めてきたのでばんばんのせます!私だけが楽しい…

撮影、ブログ掲載&紹介許可を頂いた出展者の皆様、感謝いたします。
素敵な時間を有難う御座いました!




まず始めにピアスのお店!


Lanterna(ランテルナ)さん!
シンプルながらもポップな色使いでとてもキュートなアクセサリーやさん!
ピアスがたくさんの種類があり、ピアス好きの私には桃源郷のようでした…
ピアス穴あいてないからつけられないんだけどね。





こちらは私が追いかけているイラストレーターさんの一人!
カマキリマイさんです。
とても暖かみのある繊細なイラストを描かれます。
ストーリー性が凄くて引き込まれそう。
まさか今回お会いできると思っていなかったので大興奮でご本人にご挨拶してしまいました…気持ち悪かっただろうに優しく受け止めて下さった…。女神。
pixivにもいらっしゃいます、好み!という方!是非検索を!



お次はキャンドルのお店!




こちら名刺は無かったようで頂けませんでした…
凄く人の良い出展者さんで、ブログの話をしたときもニコニコして下さいました。
淡い色合いが何とも素敵。雰囲気も大好きです。



もう一展示。




ゆらり本舗さん。
柔らかな印象のハンドメイドキャンドルのお店でした。
こちらの方も掲載の話のときニコニコして下さった…
キャンドルを作っている人は温かい人が多いのでしょうか

おそらく好きな人にはたまらない雰囲気だと思います。綿飴のよう。
ツイッターやFacebookでもyurarihonpoでもいらっしゃるようです。
フォロー歓迎のようでしたので、お好きな方は是非是非。




今度はイラスト部門。


イラストレーターのtaekoさん!
宣伝歓迎!というお言葉を頂いたので遠慮なく…
画像、クリックしてみて下さい。ものすごく細かいんです。
私の写真技術が酷いので魅力をうまくお伝えできないのが口惜しい。
細かい模様の絵が好きな私にとっては天国でした。
ポストカード全部欲しかった…クリアファイルあったらいっぱい買ってた…



本当に繊細。これら一枚を書くのにどれだけ時間がかかるのか…
基本的に動物好きの人はたまらないでしょう。
ガゼルや犬猫鳥意外にも幅広い生き物を書いていらっしゃったので、マイナーなんだけど大好き!という動物がある方は是非!
taeko.booで検索するとHPに飛べます。



その他の雑貨屋さん。


こちらはお花モチーフのお店でした。女の子に大人気でした。かわいい…
写真が暗くなっちゃってorzの状態。
本当はもっと明るくて日だまりみたいな雰囲気で素敵だったんですよー。

そこら中花だらけで花好きの私歓喜。

ピアス!


ピアス!



ピアスー!!!!!

かわいい!全部欲しい!!!!





髪飾りも売ってたのでそっち買いました。
画像暗くてすみません。凄くかわいいです。幸せです。
家でにやにやしています。




ランプのお店もあったよ!!




東光(とうこう)さん。
千葉の流山で活動なさっているそう。
一つ一つ手作りのランプだそうです。きらきら!



きらきら!きらきらー!


こちらは格子状!素敵!大好き!



なんとこれ、マカロニだそうです。マカロニ…
すごく反射して明るくてきれいですね。枕元に欲しい…

そしてこれ!



本物のこんぺいとうだそうです…
加工して溶けないようにしているんだとか。
素材選びのセンスが凄い!非常に参考になります…



赤いコーンがこんな魅力的に見える日が来るとは!
暖かくて素敵ですね。しかし発想が凄い!コーン!

ランプ大好きの私としては歓喜でした。ここにずっといたい…




ほかにもほかにも…





アンティークな雰囲気のハンドメイドアクセサリーや…






陶芸家の方の作品(商品)やら!




わたしだいまんぞく。




ほかにも4Fで巨大ライブアートやってました。










 はくりょくを
おみせできずに
ざんねんです
(字余り)

 この壁画、縦で4〜5メートルくらいあるんですよ。
でっかいの!!!どーんと!でかいの!!!
ちったいシャチぐらいある!!生シャチ見た事無いけど!!!

それなのに巨大脚立を利用してジェッソやらポスカやらで淀みなくすらすら描かれていく壁画…
芸術が目の前にハローって言っておりてきた気分。
描いてる絵師さんが壁に一所懸命世界を投影していく姿も美しかったです。
なんであんな絵が描けるんだろう…全部の構成が頭の中にあるのかな。




荒いですが今回はこんな感じでした。
本当に一部しかお見せできませんでしたが、かなり満喫しました。
なぜ今まで行かなかったんだろう…ほんと。もったないことしたなあ。
そして思いのほか使った。樋口さんや野口さんが何人も先立たれた。
残されたのは茶色と銀のまるたち。電車賃チャージしておいてよかったです…。


そしてついてきてくれた友人には感謝!
ありがとうともみん、私はしあわせだった。
あみみんも言ってたけど、これからは発信側にまわらなくてはいけないのよね。
受信楽しいけど、そればっかりじゃなくて1受信したら1発信の勢いが無きゃ駄目なんだよね。八木先生も言ってたなあ。

ここ何年もまるで創作やイラストを描いていなかったので凄く今何も無くて焦ってます。
ほんとに空っぽなの。写真とかの素材を組み合わせるくらいしか出来ない。
結局素材が無いと何も出来ない。これはいかん。

将来の仕事のためにも早く自信の持てる素敵な世界を作ろう。
器用にクライアントの要望通りに合わせて作れるようになるのも大事だけど、これが私です!っていうのがあったほうが絶対いいよね。
時間作って頑張ろう。
確立されたイラストのかけるデザイナーは貴重だって色んな先生言ってた!うん!

よーしがんばるぞ!
自己満足日記になってしまいました!ごめんなさい!
デザフェス行った人はこの高揚感と走る気持ちわかってくれると思うの。

まだ未経験の方、気になったらぜひぜひ行ってみて下さい!当日券かえますから!
次回は11月ですよ!!お忘れなく!

では!かなり散財してバイトを決意した伊藤理沙でした!ばーい!



2013年5月18日土曜日

余談:今日の授業のおはなし。


休憩しても目の疲れが取れない伊藤です。
かれこれmacに向かって4時間になります。目が悲鳴を上げている…


3つ目の記事ご覧頂けたでしょうか?あ、見ていなくてもaクラスの方は大丈夫です。
そうじゃない人はおそらく最初はフーンってなるでしょうが、出来るだけ話がわかりやすいような文章構成を目指して頑張ります。自分をトレーニングします。自己満足ですが。


ようやく、本題に入ります。今日(昨日?)のICの授業についてですね。
課題の内容のおさらい、感想を書きます。
今日の授業、個人的に外部の方にも伝えたいな、と思ったのでまた馬鹿丁寧に書きます。
自分の言葉でメモをとっていたので、先生の 伝えたい事とズレていたらごめんなさい。



【授業のおさらい】


今、インターネットコミュニケーションズの授業で、
 photoshopでwebの自己紹介ページを作る  というのをやっています。

今日はそれを作るにあたって、
 ・事前準備
 ・デザインの仕方
これらをを学んだ上で、実際の制作。
まずはモチーフやテーマ等形状を決めるためのアイデア出しをして、伝えたい事がうまく伝わるように構成を考えながら、デザイン案の具体化、所謂ラフスケッチをしました。

だいたいの流れとしてはこんなところでしょうか。

ちょっとここで、先生に習った事前準備とデザインのやり方、
以上の二点について少し書いていきます。



事前準備


誰に向けたものなのか明確に<ターゲット>
 ・採用担当の人事
 ・学校の先生
 ・先輩デザイナー
 ・友人
 ・デザインに興味の無い人
 ・18歳〜25歳の若い女性  …etc

 ※前回の記事見てくれた方、ここです!
 他者向けのコンテンツを発信する時は明確なターゲットがいなければいけないのです。
 今日聞いて急いでブログのターゲットを改めて考えました。
 これも一応外部に発信しているものですからね。目的もありますよ、きちんと。


期待している(予測できる)効果<目的
 ・自分を知ってほしい
 ・自分の作品をみてほしい
 ・写真の腕や加工技術等、スキルの高さを知ってほしい
 ・作品を売り込みたい …etc

 このブログで言うならば、デザインに関心が無い人でもちょっとおもしろいorあの記事の この製品のパッケージすごかったな、等どんな小さな事でもデザインを気になって頂く 事です。デザインそのものに関心を持ってくれとまでは思っていませんが…。

 ※これは絶対ぶれてはいけません。
 その時点で方針がぐちゃぐちゃになって崩壊します。想像するとちょっと怖い。
 おそらくデザインだけでなくとも、①②の2つはいろいろな所で勉強しますよね。
 ゼミのプレゼンや中学校高校の発表を通して改めて学びましたって人も多いのでは。


形状のアイデア出し
 ※とにかくたくさん出す事。10個20個100個!
 ・私の場合、
         自然/風景/空気感/旅行/透明感/マスキングテープ/落書き/漂う/お茶/沈む/光/水/食べ物
         変化/大地/ビビッド/ダークカラー/眠る/単音/短七和音/ピアノ/衝動的/直線/短絡的/写実
  おそらくこんな感じだった気がします。


3つに絞る
 ※ここで注意、好きなものを3つチョイス、なんてそんな単純な考えではいけません。

 例えば…⑴マスキングテープ⑵落書き⑶写実を選んだ時。
  →⑴⑵はいかにも手書きっぽい、手作りっぽい荒さのイメージ。
  でも⑶ではリアルで繊細なものが求められてしまいそう。
 
 才能ある人はセンスを駆使してうまく融合…なんてのも可能ではありますが、
 いかんせん印象が対極にあるので、ぱっと見てちぐはぐになったり、
 ページに起こしたときにどちらかが浮きます。
 
 背景は黒板モチーフ!コンテンツは写真いっぱい乗っけたい!っていうのも同様です。
 黒板ってどちらかというとチョークを使っての手書き絵がしっくりくるし、
 写真のっけるならコルクボードの方が似合うでしょ?という事ですね。

 
ンテンツを全て用意
 ※ここでページに載せる情報・要素を全て用意します。
   あまり使わないかも、というのも含めて全てです。
 
   最終面でコンテンツ全部ページのせたのにすっかすか、なんて目も当てられません。
   消す事は出来ますが増やす事は難しい。
   それにいつ何が役立つかもわからない、ということで。


 そして最後、作業に入る前に。

見る人が食いつくか
 ※自分の感じ方と、他の人の感じ方は違います。デザインの落とし穴。
    頭でわかっていても、実際に直面するとやはり戸惑います。
    自分は満足なんだけど、他の人からはいまいち、って言うパターンが代表的ですね。

 ここで駄目な場合、途中からですがやり直しです。頑張りましょう。





だらだらかいてしまいました。次はさっくりといきます。





デザインのやり方

簡単ですがICだけでなくデザインでは全ての作業に共通する大事なものだそうです。
そんな魔法のようなスリーステップ。

発案・準備
用意したものを全部のせる(レイアウト:ぐちゃぐちゃでいい)
まとめる

3行で終わりました。
準備のところでだらだら書いたのは何だったのでしょう。
ただ単に私が⑶が出来ていないだけです。
⑴に関してはさっきの準備の項目の①〜⑥までのことなので省きます。
 

こんなところでしょうか、眠くてあたまがぼけているので抜けがあるかもしれない。
お次はそれを踏まえての感想・反省点ですね。

 


【感想・反省】


準備の部分を聞いていて思った事は、
おそらく、全て聞いた事はある。でも今までしっかりと出来ていた事は一度も無かっただろう。
です。

特に④と⑥ですね、にたような作業をしても、楽しくて楽しくて自分が好きなものばかりを集めて作っていた事が殆どだったと思います。
レイアウトやまとめが好きだったので、最終系はぱっと見ではごまかせていたかもしれませんが、深く見るとちぐはぐで統一性が無かったり、見る人の事を考えていなかったり。

改めて実感したのは先生のチェックのときでしたね。

ちなみに何を持っていったかというと…




見辛くてごめんなさい。自己紹介図案の雑okラフ、私はこんなものを持っていきました。
モチーフは⑴透明感⑵自然物⑶しっとり だったかと思います。
実は相当準備の④に気を使いました。今までは好きなものチョイスできたけれど、今回はそうもいかないので、ひたすら雰囲気を壊さないか、調和させられるか、お互いに魅力を引き出せるものに出来るか、というところに重点を置きました。
あとは現実的にwebで制作可能なものなのか。ちょっとどうなるかわからないので、最初は簡単めの構図に。

実際の脳内は、

「来月梅雨だし雨でいいか、特に私の象徴と言うわけでは無いけど自然やナチュラルなものは好きだし、⑵⑶も特に嫌いじゃないし、これならうまく相互作用するはず。
そうなると小綺麗にまとまる感じかな、この3つならまあ無難にいけるだろう。
あとアニメや大胆な構成はしたいけど出来るかわからないから今回冒険はしない。
でも出来る限り頑張って、その結果スキルが予想以上にあがっていたら、雰囲気を崩さないように出来る範囲内で凝ったものを作っていこう。
雰囲気は統一されているから、見る人も困惑はしない…はず」

こんな感じですね。
あと、自分の中では極端にいうとジェルみたいに濡れ感があって、べたっとしたマットなものより、どちらかというとしずくや丸の中身は繊細で、写実的な造形に近いのつもりでした。みなさんは首を傾げると思います。
ですが脳内でイメージが確定してしまっていたんです。
本体を見ていませんでした。こんな絵でわかる訳がねえ。


八木先生に持っていったところ、イメージはイラストちっくなのか、のれんのようなものなのか、それとも雨のようにリアルで奥行きがあるものなのか…との事。

正直、リアルな雨模様のとまではいかなくても、艶やかで透明感や空気感あるものしか想像していなかったので、
のれんのようなべたっとした平面な感じ?といわれたときに、ホァ!?ってなりました。
んでそのあとすぐに、あー、あー!なるほど!確かに!伝わるわけないわ!これ!って。


でも自分はこの図で、しっとりとしたものていう先入観があって、そいつが肉付けをして実際の姿を100も200もごまかしていたから、自分の表現力のなさや、相手がどう想像するかなんてまったく蚊帳の外だった訳ですね。(思い込み激しいのもあるのでしょうが)
完全に頭の中でビジュアル化を済ませていて、そのイメージ一択で固定化されていたわけです。
それを直接見せることが出来たらわかるでしょうが、こうざっくりとした絵だったら解釈は何十通りもある訳です。
それを頭に入れていなかったんです。


これ、こわいな、って思いました。
例えば共同作業で打ち合わせのときにうまく伝わらず、お互いがちょっとずつ違うものを想像していて、勘違いしたまま終了なんてこともあるかもしれません。極端ですが。


なんにせよ、今回身にしみて感じたのは、
 自分が思っているイメージ≠相手の受け取るイメージ  ということ。
基本的な事で、しかもよく言われてる事だろ、今更何いってるんだこいつと思う事でしょう。
ですがそもそも基本的な事なのによく言われるという事は、それだけ実際に出来ていない、攻略が難しいってことです。基本的な事ですが、出来ないです。

あと自分だけですが、脳内のイメージばかり頼ってはいけない  ということですね。
一人一人違っていて、他人の脳はわからない。自分の脳も相手はわからない。
それを伝える手段の当てにしても意味が無い。

本当に当たり前の事なんですが、中々難しい。すぐ頭のアイデアを当てにしてしまう。
今回チェックがあったから良いですが、何も無く提出していたら、自分の伝えたいものと大幅にずれたものを作るはめになったかもしれません。
以後、注意ですね。




とここまでかいていて夜があけてしまいました。本当に私何をやっているの…
今カウンターチェックしたら4000文字です。20倍です、馬鹿です。
正直眠くて何を書いているのかあまりわかっていません。感情のまま書いてます。
重複や誤字脱字あると思います、後でチェックします。

ひとまず休憩して色彩とレタリングを済ませたら図書館に本返しにいって買い物して、夕方にはもう寝ます、ねむいです。とにかくねむい。

ところで今日明日はデザインフェスタですね!!
両日いきたいところですが、お金がないのと制作の素材集めがあるので日曜日だけにします!
レポートかきたいな!おっかいっもの!!

それでは毎回締まりがない終わりですがこれで!
夜に強くなった伊藤理沙でした!